※この記事は2026年7月8日にリライトしました。体験談は、私がフリーランスとして開業する前(会社員時代)に転職活動をしたときの内容です。サービス内容については、2026年7月時点の公式サイト情報もあわせて記載しています。
こんにちは、くくたるです。
私は2013年から薬剤師としてドラッグストアに勤務し、2023年1月にフリーランス薬剤師として開業、2025年1月に合同会社フリラ・プラスを設立して、現在はフリーランス薬剤師×法人運営で生活をしています。
数年前、私がまだ会社員だった頃…体調を崩して入院したことをきっかけに、「このまま今の職場で働き続けていいのだろうか」と考えるようになりました。
そのとき、私が初めて利用した転職エージェントが、ファルマスタッフです。
「登録したら、転職するまで営業され続けるのでは?」
「転職するか決めていない段階で登録してもいいのだろうか」
「面談では何を聞かれるのだろう」
当時の私と同じように、こういった不安で登録をためらっている方も多いのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、私の場合は「絶対に転職しなくてはいけない」という圧が一切なかったことが最大の魅力でした。
実際、私は面接で内定をいただいたあとに辞退までしています。それでも嫌な思いは一度もしませんでした。
この記事では、ファルマスタッフの登録から電話・面談・面接・内定辞退まで、私が実際に体験した流れをすべて紹介します。
この記事のポイント(先にまとめ)
✅ 登録から面接までの流れ
✅ 面談で得られた情報
✅ 迷っていても大丈夫な圧のなさ
私が転職エージェントを利用しようと思った理由
実は最初、転職エージェントを利用するつもりはありませんでした。
きっかけは、ハローワークの求人数が圧倒的に少なかったことです。
私が住んでいるのは田舎なのですが、当時ハローワークにあった薬剤師の求人はたった10件…。
※しかも10件中8件が同系列のドラッグストアの求人だったため、実質3社でした。
辞めたあとに「働ける場所がない」「働く場所が選べない」という状況は恐ろしいと感じ、ハローワーク以外にどのくらい求人があるのかを確認するために、転職エージェントに登録することにしました。

現職を続けるか転職するかで迷っていましたが、そもそも自分の希望する求人がなければ転職はできないですよね…。
私がファルマスタッフを選んだ理由
数ある転職エージェントの中からファルマスタッフを選んだ理由は、シンプルに友達が利用していたからでした。
ファルマスタッフには、派遣薬剤師として一定期間働いてから、双方が合意すればそのまま正社員・パートになれる「紹介予定派遣」という制度があり、友達はその制度を活用して社員になっていました。
※紹介予定派遣については、記事の後半で詳しく紹介します。
一般的には、複数の転職エージェントに登録して求人を見比べる方法がすすめられています。
しかし、当時の私は現場で疲弊しながら現職を続けており、複数のエージェントとやり取りする時間も心の余裕もありませんでした…。
そのため「まず1社だけ登録して、希望の求人がなければ増やす」という順番にしました。
結果的に、この判断は正解だったと今でも思っています。
あとで紹介する面談では8社の求人を紹介していただきましたが、1社ずつ特徴を聞いているだけでも情報量が多く、混乱しそうになったためです。

疲れているときに複数社とやり取りするのは、それだけで負担になります。
私は「まず1社から」で十分でした。
ファルマスタッフ登録後の流れ
登録から面談までの流れは、ざっくり整理するとこんな感じです。
①公式サイトから登録(数分で完了)
②当日〜2日以内に電話がかかってくる
③面談の日程調整(私の場合は6日後に面談)
登録時の入力内容
当時、私が入力したのは以下の4項目だけでした。
①希望の働き方(正社員・パート・派遣社員など)
②希望の職種(病院・薬局・ドラッグストアなど)
③住所、電話番号、メールアドレス
④その他の希望(フリーコメント)
薬剤師免許番号の入力もあると思っていましたが、登録時には必要ありませんでした。
※登録フォームの項目は変わっている可能性があります。最新の内容は公式サイトでご確認ください。
登録した当日に電話がかかってきた
ホームページには「登録後、2日以内に希望の確認のため電話します」と記載されていましたが、私の場合はその日のうちに電話がきました。
電話で聞かれた内容は、大きく分けて「転職に関しての質問」と「薬剤師としての質問」の2つです。
【転職に関しての質問】
①転職において何を重視しているか
②現在の状況(仕事をしているか、退職しているか)
③退職したいと考えている理由
④正社員と派遣、どちらのウエイトが高いか
⑤他の転職支援会社を利用しているか
⑤については「他の転職会社と同じ薬局を紹介してしまい、ブッキングすることを避けるため、転職活動中は当社のみ利用いただけると助かります」という感じで、やんわり確認されました。
【薬剤師としての質問】
①薬剤師としての経験年数
②在宅の経験
③認定薬剤師の有無
④管理薬剤師として働きたいか、従業員として働きたいか(年収に影響するため)
⑤現在の職場での処方せん枚数
⑥現在の職場での応需科目
⑦長く在籍していた薬局での処方せん枚数・応需科目
⑧病院の門前・診療所の門前・面薬局などの希望
⑨嫌な応需科目はあるか
ちなみに、認定薬剤師を持っていると給与を優遇してくれる会社もあるとのことでした。
「転職を見送ってもいい」と言われて安心した
転職の意思を確認されたとき、私は「転職するか、現職を続けるかで迷っている」と正直に伝えました。
すると電話口で、
「何かしらの理由で退職を見送る方もいらっしゃいますので、安心してください」
と言っていただけて、すごく安心したことを覚えています。

「迷っている段階で登録したら迷惑かな」と不安でしたが、この一言で気持ちが軽くなりました。
面談の時間帯も「仕事終わりの時間でも休日でも大丈夫」と選択肢をいただけたため、働きながらでも無理なく進められました。
私の場合は、仕事が終わった20時から、転職エージェントの方と面談をしたと記憶しています。
転職エージェントとの面談で得られたこと
先に私の結論を紹介します。
初回面談(2時間前後)で得られたことは以下の通りです。
【ファルマスタッフの面談で得られたこと】
●ハローワーク以上の求人があった(私の場合は田舎でも8社。ハローワークは実質3社)
●社員だけでなく派遣の働き方も選べる
●求人票に載っていない現地の情報を知れる
●「絶対に転職した方がいい」という圧を感じない
●内定をもらったあとでもエージェント経由で辞退できる
●求人情報の見方・ポイントを知れる
●職務経歴書のサポートがある

転職活動は初めてだったので何をするにも不安でしたが、たった1回の面談で得られる情報が多く、気持ちの整理もできました。
面談で準備する物
①薬剤師免許
②保険薬剤師登録
③筆記用具
インターネット登録時には必要ありませんでしたが、面談時に薬剤師免許と保険薬剤師登録の確認がありました。
※面談を受けない場合はどのタイミングで確認するのか不明です。
面談の流れ
面談は ①会社紹介 → ②現状の再確認 → ③薬局紹介 という順番でした。
①会社紹介
説明を受けてメリットに感じたことは3つあります。
①エージェントが現地(職場)で情報収集をしている
②希望する会社の面接に同席してくれる(断ることもできます)
③採用条件が記載された書類の二重チェックをしてくれる
特に③については、色々余裕がなかった私には非常にありがたいものでした。
「あなたは、雇用契約書などの重要書類を、入社承諾前までに隅々まで確認できますか?」
当時の私は恥ずかしながらできていませんでした…。
エージェントの方いわく、めったにないものの「求人情報と雇用契約書の内容が違う」ということが時折あるそうです。
面接に合格して雇用契約書が送られてくる際に、エージェントが入念にチェックをしてくれるとのことでした。

入社してから「こんな契約ではなかった…」と後悔しないためにも、二重チェックは重要ですよね。
②現状の再確認
事前に電話で伝えた内容(経歴・希望する働き方・重視すること)の再確認です。
1人1人の希望に沿った会社を紹介できるように、丁寧に確認している印象でした。
※ちなみにさらなる後日談として、薬局の採用する側(経営者)も、ファルマスタッフの対応を「丁寧」と感じていることを知りました。
万が一、電話で伝えた情報と相違点があれば、この時点で伝えておくと紹介される薬局がより希望に近づくと思います。
③薬局紹介
事前に伝えていた希望に沿った薬局を、8社分紹介していただけました。
ちなみに私は、このような優先順位で希望を伝えていました。
①漢方薬局の求人はないか
②年収が現状と同等かそれ以上の求人はないか
③通勤30分以内の求人はないか
※①または②または③であり、すべて同時に満たす条件ではありません。
求人票ではわからない情報を教えてもらえた
薬局の紹介では、それぞれの会社の現地で得た情報もあわせて教えてくれます。
【転職エージェント(実際に教えていただいた内容)】
「この会社はラウンダーとして数店舗を回ってほしいと考えていますよ」
「この会社は現管理薬剤師がラウンダーになりたいため、管理薬剤師候補として募集しています。2〜3年を目安になってもらいたいと考えていますよ」
「この会社は社員の年齢層が〇歳と若く、社長も服薬指導や機械導入に積極的ですよ」
「ここの管理薬剤師は穏やかな方ですが、仕事はすごく早いです」
ファルマスタッフは全国12拠点で地域密着の活動をしており、エージェントが薬局や病院に直接足を運び、社長や現場の方と話をして情報収集をしているそうです。
※公式サイトでも「求人票に記載されていない情報を届けること」を強みとして挙げています(2026年7月時点)。
求人票だけではわからない情報を得られるので、多少面倒に感じても、エージェントとの面談はやっておいた方が良いと私は思います。
面談を受けて、自分の状況を客観視できた
面談で悩みを相談し、実際の求人情報を見たことで、自分の状況を客観的に見直すことができました。
①今の職場は、条件面ではそこまで悪くないかもしれない
②理想の働き方を追求して、条件は多少厳しめに絞った方がいい
特に①について、当時の勤務先は完全1人薬剤師で辛い場面も多々あったのですが、年収・勤務時間・残業時間・1日の応需枚数を考慮すると、そこまで悪い環境ではない可能性に気づけました。

面談を受けたことで、焦って転職するのではなく「より良い条件の薬局をしっかり見極めよう」と思えるようになりました。
ファルマスタッフでは3つの働き方が選べる
ファルマスタッフは日本調剤グループの企業(運営:株式会社メディカルリソース)で、派遣薬剤師の働き方にも強いことが特徴です。
※雇用形態は正社員・契約社員・パート・派遣・紹介予定派遣から選べます(2026年7月時点の公式サイトより)。
正社員・パート
一般的な転職のイメージ通りのため割愛します。
派遣社員
株式会社メディカルリソースの派遣社員として働く方法です。
「薬剤師は飽和する」と私が学生の頃から言われていますが、産休などで急に薬剤師が不足することは日常的にあるため、派遣の需要が全くなくなる状況は考えにくいと感じました。
派遣先がなくなって働けていない期間に社会保険を継続できるのか気になって質問したところ、「電話で申請をすれば継続できる」とのことでした。
※当時の回答です。最新の条件は面談等でご確認ください。
紹介予定派遣
紹介予定派遣は、一定期間(数ヶ月)派遣社員として興味のある会社で働いてから、双方が合意したら正社員・パートになれる制度です。
現職に何かしらの不満をもって退職した場合、「転職先の職場は本当に大丈夫だろうか?」と不安になりますよね…?
紹介予定派遣を利用すれば、入社してから
「聞いていた条件と違う…」
「店舗の人間関係が辛くて辞めたい…」
といった転職後のミスマッチを減らすことができます。

「転職したけど思っていた条件と違う」という転職事故を減らせる働き方です。
私の友達は、この制度を利用して社員になりました。
店舗見学・疑問への回答・職務経歴書のサポート
店舗見学ができる
希望の職場が見つかった場合、エージェントの方同伴で店舗の見学ができます(見学なしの選択もできます)。
自分が興味を持った職場の雰囲気を事前に知れるので、時間がある場合には見学をしておいた方が良いと私は思います。
疑問に思ったことをわかりやすく教えてくれる
転職エージェントは転職紹介のプロですので、疑問に思ったことは何でも聞いておくことがおすすめです。
ちなみに私が疑問に思ったのは、求人情報に載っている給与や休日の記載の違いでした。
Ex)休日の記載がややこしい
【週40時間勤務の例】
月火水金:9:00〜18:00(休憩1時間で8時間労働)
木土:9:00〜13:00(4時間労働)
このような条件は個人薬局の求人でよく見かけますよね?
この場合、基本的に休みは日曜日のみになるそうです。
ちなみに【週休2日制】と【完全週休2日制】の違いはご存じでしょうか?
【週休2日制】
1カ月の間に、週2日の休みがある週が1度以上ある。
【完全週休2日制】
毎週必ず2日間の休みがある。
エージェントの方だけでなく、会社の面接の際にも「希望休は取れるか」「休みがどのように与えられるか」は確認しておくことが大切です。

ちなみに私は、希望する会社との面接時に希望休の確認をし、2ヶ月前に申請をすると教えていただきました。
かかりつけの都合があるとのことでしたが、この時点でこの会社は微妙かも…、と思ってしまいました。
Ex)残業時間の記載がややこしい
【求人票の例】
給与月45万円(残業20時間含む)
残業時間:月5〜10時間
このような記載の場合、【残業は月5〜10時間】で【給与は45万円(残業20時間分までは固定で含む)】という意味になります。
「残業20時間を含むということは、実際は月25〜30時間残業するのか?」と私は混乱したのですが、疑問に思ったことをその場で質問して解消できるのは、エージェント面談の大きなメリットでした。
職務経歴書のサポート
転職では【履歴書】とは別に【職務経歴書】も必要になります。
転職したことのない方は聞き慣れないですよね?
職務経歴書には、自分の経歴、能力、強み、仕事への意欲などを記載します。
ファルマスタッフでは職務経歴書の添削サポートもあるので、書く自信がない方も安心です。
私が転職活動で実際に書いた職務経歴書をもとに、書き方を紹介した記事もあります。興味を持っていただけたら、あわせて見てみてください。
面接の対策と、内定を辞退した話
ここからは、私が実際に面接を受けたときの流れと、内定を辞退した話を紹介します。
面接で聞かれたこと
①自己紹介と志望動機
②会社のホームページを見てどう感じたか
③5年後、10年後にどのようなキャリアを構築したいか
④出身地や働ける地域について
⑤現職を退職する意思と転職の意思について
私が受けた会社の面接は2対1で、2人の面接官から1時間近く質問を受けました。
緊張はほとんどなく、むしろ途中から熱が入って色々と想いを語りました。
事前に「過去の質問リスト」をもらえた
ファルマスタッフのエージェントから「この会社では過去にこういった質問がされていました」という質問リストを、事前にメールでいただけました。
※私が受けた会社では17個の質問リストがありました。

初めての面接でも、過去の質問リストがあるだけで準備の質が大きく変わります。
これはすごく助かりました。
面接にエージェントが同伴してくれる
通常は、こちらから断らない限りエージェントの方が面接に同伴してくれます。
※私の時期は感染対策のため、相手の会社の希望で同伴はありませんでした。
【転職エージェント同伴のメリット】
①緊張して伝えたいことが伝えられなかった、というリスクを減らせる
②給与面など、直接聞きづらいことを代わりに聞いてくれる
私の場合は同伴なしでしたが、面接後にエージェントの方へ連絡したところ「後からでも不明な点や聞きたいことが増えた場合はいつでも連絡してください。会社に確認します」と言っていただけて、すごく安心できました。
内定をもらったら、その会社に入らないといけないか?
その会社に興味を持ったから面接を受けているのにおかしな話ですが、内定が出てもすぐに決め切れない場合はあると思います。
少なくとも私は、現職を続けるか転職するかをかなり迷っていました…。
結論、内定が出たあとでも辞退することは可能です。
※辞退は転職エージェントを介して行われます。
辞退の連絡を自分で会社に伝える必要がないのは、精神的にかなり助かりました。
ちなみに求人情報を見た限り、最終的な年収の決定は面接後に行う企業が多い印象でした。提示された年収を確認してから判断する、という流れも普通にあります。
どの会社も常に募集があるわけではありません。面接を受けるか迷っているうちに募集が終わってしまうのはもったいないので「少しでも興味を持ったら面接を受けてみる」という感覚でも良いと私は思います。
フリーランスになった今、振り返って思うこと
結局、私はこのとき転職をしませんでした。
それでも、ファルマスタッフに登録した価値は大きかったと今でも思っています。理由は3つあります。
①自分の職場を客観的に見直せた
②「選択肢がある」とわかるだけで、漠然とした将来の不安が軽くなった
③このときの経験が、のちのフリーランス開業を決断する土台になった
当時の私は「転職するかどうかを決めてから登録すべきだ」と思い込んでいました。
しかし実際は逆で、求人を見て、プロに話を聞いてから決めれば十分でした。
体調を崩して入院するレベルになってから、環境が合わないことに気づくのでは遅いです…。
現状を良くするための行動は、元気なうちに少しずつ始めることが大切です。
まとめ
✅ 登録は数分で完了し、当日〜2日以内に電話がくる
✅ 面談(約2時間)では、求人票に載らない現地情報まで教えてもらえた
✅ 私の場合、ハローワーク実質3社に対して8社の紹介を受けた
✅ 転職を迷っている段階でも「見送ってもいい」と言ってもらえた
✅ 内定後の辞退もエージェント経由でできた
転職は「するか・しないか」を先に決めてから動く必要はありません。
私も迷ったまま登録して、結果的に「今は残る」という選択ができました。迷ったままの情報収集で大丈夫です。
>>ファルマスタッフ公式サイト
※登録・相談・面談はすべて無料です。
※サービス内容は変わる場合があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。




