【薬局経営者に聞いた】薬剤師の転職会社、実際どこがいい? “採用する側”の本音

転職活動

こんにちは、くくたるです。
私は2013年から薬剤師としてドラッグストアに勤務し、2023年1月にフリーランス薬剤師として開業、2025年1月に合同会社フリラ・プラスを設立して、現在はフリーランス薬剤師として20の薬局様と契約しながら生活をしています。

薬剤師の転職記事はたくさんありますが、そのほとんどが「転職した人(=求職者側)の体験談」です。

でも、こう思ったことはありませんか?

「求人を出して、実際に人を採用している”薬局側”は、あの転職会社をどう見ているんだろう?」

採用する側がどの会社を信頼しているのか、転職を考える方にとっても意外と参考になる情報だと私は思っています。

なぜなら、採用する薬局側が「この会社(担当者)の紹介は質が高い」と感じている転職会社を利用することは、あなたの転職におけるミスマッチを減らすことができるからです。

今回は、私がフリーランスとして多くの薬局様と関わる中で、ある九州の薬局経営者様に許可をいただいて聞けた「採用する側から見た転職会社の肌感」を紹介します。

この記事のポイント(先にまとめ)
✅ 採用側が「丁寧」と評価するのはファルマスタッフ
✅ 紹介数の多さで選ぶなら薬キャリ(エムスリー)
✅ 迷ったら1社からじっくり始めるのがおすすめ


なぜ「薬局側から見た転職会社」の情報は表に出ないのか

そもそも、なぜ求職者側の体験談ばかりで、薬局側(採用する側)の声はほとんど出てこないのでしょうか。

私は、薬局経営者がこれを語るメリットがほとんどないからだと考えています。
※契約の都合上、そもそも口外できない内容もあるそうです。

理由は大きく2つ考えられます。

ひとつは、経営者は自分の従業員に辞めてほしくないということです。
転職会社の事情を従業員にわざわざ教える経営者は、まずいないですよね。

もうひとつは、特定の転職会社の評価を口にすると、その会社から採用の連絡が来なくなる恐れがあるということです。
取引先を選ぶような発言は、経営者にとってリスクにしかなりません。

だからこそ、採用する側のリアルな肌感は世に出にくいのだと、私は考えています。

 

くくたる@薬剤師
くくたる@薬剤師

私はどこかの薬局に雇われている立場ではなく、フリーランスとして多くの薬局様とフラットにお付き合いしています。
だからこそ、こういった本音を聞かせていただけたのだと思います。


前提:これは「ある1人の経営者」のリアルな肌感です

具体的な話に入る前に、大切な前提をお伝えします。

これから紹介するのは、ある九州の薬局経営者様1人から聞いた、実際に採用活動をする中での肌感です。
多数の意見ではありません。

そのため、担当者やエリア、時期によって印象は変わると考えられます。
※実際に「同じ会社でも担当者によって対応の丁寧さは違う」というお話もありました。

それでも、私はこの情報には価値があると思っています。
なぜなら、求人票やランキングサイトの数字だけではわからない「採用する側が実際にどう感じているか」という一次情報だからです。

あくまで一例として、参考程度に読んでいただけたら幸いです。


採用側が「丁寧」と評価したのはメディカルリソース

まず、その経営者様が「対応が丁寧」と評価していたのが、株式会社メディカルリソース(日本調剤グループ)でした。

株式会社メディカルリソースの転職支援サービスは、ファルマスタッフという名称で知られています。

実は私自身、会社員時代に初めて使った転職エージェントがファルマスタッフです。

私自身の実体験でも「ファルマスタッフの対応が丁寧だと感じていた」ので、たまたまその話題になった時には嬉しい気持ちになったことを覚えています。

今回は、その”採用する側の本音”を掘り下げていきます。

経営者から見た評価

経営者様が挙げていたポイントは、次のようなものでした。

●自社で優良な人材の採用実績がある
●対応が丁寧
●求職者とじっくり話をしている雰囲気がある
●面談後に、求職者の所感(人柄や希望)を採用側にも伝えてくれる
●地域(九州エリア)の店舗担当者がいる
●紹介される人数は後述の薬キャリより少なめだが、希望条件とのミスマッチが少ない

これは求職者にとって何を意味するか

上記は「採用する側」の目線ですが、求職者の立場に翻訳すると、実はとても心強い情報になります。

①ミスマッチが少ない=入社後に後悔しにくい
採用側が「紹介される人はミスマッチが少ない」と感じているということは、それだけ求職者一人ひとりの希望と職場を丁寧にすり合わせていると考えられます。
「聞いていた条件と違った…」という転職事故を避けやすくなり、お互いに納得した関係を築きやすくなります。

②じっくり話してくれる=あなたに向き合ってくれる
求職者とじっくり話し、所感まで採用側に伝えてくれるということは、あなたの希望や人柄を丁寧にくみ取ってくれるということです。
実際、私が九州で転職を考えて相談をした際も、仕事終わりの20時ごろから担当者と対面し、親身にお話を聞いてくださいました。

③地域の店舗担当がいる=求人票にない情報が手に入る
その地域の店舗を担当する人がいるからこそ、職場の雰囲気や社長の人柄といった、求人票には載らない情報を教えてもらえます。

 

くくたる@薬剤師
くくたる@薬剤師

私自身、面談では求人票ではわからない現地の情報をたくさん教えてもらえました。
採用する側からも同じように「丁寧」と評価されていると知って、あの体感は間違いではなかったんだなと感じました。

 

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※登録・相談は無料です。

私の体験記もあわせてどうぞ

私が実際にファルマスタッフに登録し、面談・面接・内定辞退までを経験した流れは、別の記事にまとめています。「登録したらどうなるの?」という不安がある方は、あわせて読んでみてください。

>>ファルマスタッフの登録・面談・面接時の流れと評判は?【30代薬剤師の転職体験記】


紹介者数が多くて助かると評価したのは薬キャリ

次に、その経営者様が「とにかく紹介数が多い」と話していたのが、薬キャリAGENT(運営:エムスリーキャリア株式会社/エムスリーグループ)でした。

紹介者数の多さを評価

薬キャリの最大の強みは、紹介してもらえる求人数の多さです。
今回の経営者様も「紹介される人数は一番多い」と話していました。

● とにかく幅広く求人を見てから選びたい
● まずは市場にどんな求人があるのか知りたい

こういった方には、選択肢が多いことは大きなメリットになります。
また、求職者の紹介資料が整っていて見やすい、という点も採用側から評価されていました。

採用条件に合わない紹介も

一方で、紹介者数が多いからこその注意点もあるようです。

経営者様の肌感では「希望と少しズレた求人が混じることがある」と感じており、これは担当者が固定でない(地域の固定担当者がいない?)ためかも、とのことでした。

例えば、求職者の希望が「通勤30分圏内」だったとして、実際には「通勤60分圏内」だった、というようなミスマッチです。

そのため、紹介された求人をそのまま鵜呑みにせず、自分の希望に本当に合っているかを見極める姿勢が大切だと考えられます。

【吹き出し:くくたる@薬剤師】
「数は正義」という場面もあります。
ただ、私のように疲れているときにたくさんの求人を一気に見ると、逆に混乱してしまうタイプもいます。
自分がどちらのタイプかで選ぶのがおすすめです。


ファルマスタッフと薬キャリ、どう使い分ける?

ここまでの内容を、求職者目線でざっくり整理するとこんな感じです。

求人の質・丁寧さで選ぶなら → ファルマスタッフ

  • じっくり相談したい
  • ミスマッチを避けたい
  • 求人票にない現地情報がほしい

紹介数で選ぶなら → 薬キャリ(エムスリー)

  • とにかく多くの求人を見たい
  • 自分で条件を見極められる
  • まずは市場規模をつかみたい

私自身の考えとしては、迷ったらまず「採用する側が丁寧と評価している」ファルマスタッフから始めるのがおすすめです。

以前の体験記にも書きましたが、私は疲れているときに複数社と同時に比較する余裕がなく、ファルマスタッフで紹介を受けた8社を見比べるだけでも大変でした。

丁寧な会社で転職の土台を作り、求人内容が物足りなければ数の多い会社を足す、という順番が、心の負担も少ないと私は思います。

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【番外】スカウト型という選択肢:ジョブメドレー

ここまで紹介をしたエージェント型とは少し違う形として、ジョブメドレー(運営:株式会社メドレー)の名前も挙がりました。

スカウト型ってどういう仕組み?

ジョブメドレーは、エージェントが一から求人を紹介してくれる形とは異なり、求職者が自分の経歴や希望を登録しておき、興味を持った事業所(薬局など)から直接スカウトや連絡が届く、求人サイト+スカウト型のサービスです。

自分のペースで進められるのが特徴で、担当者と密にやり取りするのが少し苦手な方には合っているかもしれません。

経営者から見た印象

今回の経営者様のところでは、まだジョブメドレー経由での採用実績はないとのことでしたが、知り合いの薬局経営者の中には「ジョブメドレーで何人か採用できていて重宝している」という方もいるそうです。

一方で「薬局の希望とは違う求人(応募)が来ることもある」というお話もありました。

求職者の立場で言えば、自分から動いてスカウトを活かせる方には選択肢のひとつになりますが、手厚く伴走してほしい方は、やはりファルマスタッフのようなエージェント型の方が合うと思います。

※今回の記事では特に印象に残った会社にしぼって紹介しています。他にも大手数社のお話は伺いましたが、担当者や時期による差が大きい部分のため、割愛しています。


まとめ:迷ったら「採用側が丁寧と評価する会社」がおすすめ

✅ 採用側が「丁寧」と評価するのはファルマスタッフ
✅ 紹介数の多さで選ぶなら薬キャリ(エムスリー)
✅ 迷ったら1社からじっくり始めるのがおすすめ

 

転職会社選びに「絶対の正解」はありません。
ただ、求人票やランキングだけではわからない「採用する側の目線」は、あなたの会社選びのヒントになるはずです。

迷っている方は、まず採用する側からも信頼されているファルマスタッフに登録して、話を聞いてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、私が登録したときの流れはこんな感じでした。

①登録は数分で完了(当時の入力項目は4つのみ)
②当日〜2日以内に確認の電話がくる
③面談は無料。転職を迷っている段階でも大丈夫でした

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※登録・相談・面談はすべて無料です。
※本記事は、ある薬局経営者様の許可を得たうえで、その主観的な肌感をもとに紹介しています。担当者・エリア・時期などの変動要因もあります。
※最新のサービス内容は各社公式サイトでご確認ください。

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